ベガコーポレーション決算:業績横ばいも旗艦店が急成長、株価は1ヵ月で2倍
家具ECを展開する「ベガコーポレーション」が成長の兆しを見せています。
足元の業績は売上高135.7億円(前年比+1.9%)、営業利益1.16億円(黒字転換)。売り上げの伸び幅は小さく、派手な成長ではありません。
その一方、来期予想は売上151億円(同+11.3%)、営業利益4.7億円(同+303.6%)と大幅な増益を予想。これから業績が大きく上向く見通しを示しています。
ベガコーポレーションの株価は4月から急な高騰となり、一時は3倍を超える水準に上昇。
同じく家具ECでは米国のWayfairが一時「売上2倍」の特需で株価が7倍になりました。COVID-19拡大で自宅勤務が増え、仕事のために室内設備を整える人が急増したのがその背景。
一方のベガコーポレーションはどんな状況にあるのか。決算報告の内容を整理してみましょう。
まず確認したいのは、メイン事業である家具EC「LOWYA」の動向です。