帳票管理からデータ活用まで!国産DX製品を手掛ける「ウイングアーク1st」の戦略
今回ご紹介するのは、2021年3月に上場した「ウイングアーク1st」だ。2013年にMBOによって非上場化し、PEファンドのカーライルによる出資を経て再上場を果たした。
展開するのは帳票・文書管理ソリューション(BDS)とデータエンパワーメントソリューション(DE)の大きく二つ。2004年創業と歴史は長いが、足元ではクラウド型サービスを大きく成長させている。
2022年2月期の売上は198億円、調整後EBITDAは73億円にのぼる。新たに発表された中期経営目標では、2027年2月期に売上320億円、調整後EBITDA120億円を目指すとした。
今回の記事では、ウイングアーク1stが展開する各事業の内容を改めてご紹介しつつ、足元の動向と成長戦略について紐解く。