Zoom 2Q21決算:売上前年比4.5倍超、小口顧客向けが全体の36%に拡大
Zoom Video Communicationsが現地時間8月31日に発表した2020年4〜6月期決算は最終損益が1億8,570万ドルの黒字だった。リモートワークの拡大は引き続きオンライン動画会議の需要を急増させている。
売上高は6億6,350万ドルで前年比355%もの拡大だ。営業利益についても1億8,810万ドルとこれまでの水準を大きく上回った。
Non-GAAPベースでの営業利益は2億7,700万ドルで同じく前年同期の2,070万ドルから10倍以上増えた。
前回決算で発表されたガイダンスでは売上4.95〜5.00億ドル、Non-GAAP営業利益1.30〜1.35億ドルという予想だった。どちらも大きく上回る結果だ。
セキュリティや小口ユーザーの拡大などが懸念されたZoomだが、足元のところは大変な追い風を受けていると言える。
顧客数の推移など、各種事業KPIも極めて強い決算だった。