ツクルバ決算:コロナ向かい風もユーザー数は堅調、PF化への投資を加速
ツクルバが9月14日に発表した2020年7月期通期決算は、最終損益が4億3,000万円の赤字だった。
売上高は17億1,800万円で前年比13.4%の増収。営業利益は1億5,000万円の赤字だった。3月より本格化した新型コロナウイルスの影響を大きく受けた。
四半期ごとの推移を見てもコロナ禍による影響は色濃い。2020年5〜7月の3か月間における売上高は2億8,200万円(前年比34.3%減)、営業損失は1億1,700万円にのぼった。
厳しい事業環境でもメイン事業「カウカモ」はユーザー数を着実に積み上げた。丸井グループとの資本業務提携や外部エージェントモデルによる更なるプラットフォーム化など、新たな取り組みも本格化している。
カウカモ事業においてまず重要な指標となるのが、GMV(流通総額)とユーザー利用数などのトレンドだ。