ビジネスに関心がある人ならお馴染みの伝説の投資家ウォーレンバフェットが経営するバークシャーハサウェイの第3Q決算が発表されたので紹介したいと思います。なお、バークシャーやバッフェットについての紹介は今回は省略させていただきます。
バークシャーの決算書を見るといくつかの項目に別れていることがわかります。主要事業は保険ですがその他沢山の会社に投資行なっている持ち株会社です。決算書には主に保険及びその他.鉄道.電力.エナジー、ファイナンスプロダクトに別れています。今回はその中身や割合について昨年度のQ3と比べなから見ていきます。
やはり主要なのは保険事業ですね。他2つの事業と比べると驚異的な利益をあげていることがわかります。
しかし今回の決算で注目されたのは保険引き受け(Insurance underwrting)がメキシコでの地震や相次いだハリケーンなどに起因して損失を計上したことです。
続いては事業別費用について同じように見ていきましょう。
当然ですが上で見た収益と同じような構造になっていますが若干保険業の費用割合が他2つよりも大きくなっていることがわかるでしょうか。グラフではわかりづらいので割合をスプレットシートで見ていきましょう。
収益割合 | ||
Insurance and other | 77.953% | 74.242% |
Railroad,Utilities and energy | 17.599% | 17.555% |
Finance and Financial products | 4.448% | 8.203% |
費用割合 | ||
Insurance and other | 83.000% | 81.670% |
Railroad,Utilities and energy | 13.934% | 15.335% |
Finance and Financial products | 3.066% | 2.995% |
やはり収益と費用を比べると保険業がかなりの割合を占め、費用も収益に対する割合と比べて多く支出していることがわかります。
続いてはBSです
さらに決算書は財務諸表だけではなく重要項目に関しては注記で説明しなければなりません。
今回気になったのは最近行った買収等についての説明です。
メタル製品の製造を行うPrecision Castparts Corpを約$32.7billionで買収しています。
実際の資料ではこの後にのれん(Goodwill)について細かい数字の資料があります。
簡単にバークシャーの今回の決算を見てみました。
伝説の投資家ウォーレンバフェットの経営する企業の業績を見れちゃうってワクワクしますね。。。