【図解】トランプとバイデンはどう違うのか?両者の半生から政策まで

前回のエントリでは、アメリカ合衆国の大統領選挙システムがどのようになっているか、形成された歴史的な背景とともにご紹介した。

来月に迫った2020年の大統領選では、トランプ現大統領とバイデン候補が直接対決し、今後4年間の米国社会の舵取りを担う次期大統領が決定することになる。

巷ではバイデン候補が「優勢」と言われる。しかし、思い返せば2016年の選挙でも民主党のヒラリー・クリントン氏が優勢と言われ、実際に得票数では上回った。しかし、選挙では負けた。

今回、バイデン候補の優勢度合は前回を上回るとされる。今年はCOVID-19への懸念もあって「郵便投票」の拡大と、それに伴う投票後の混乱も予想される。

トランプ大統領が再選するか、バイデン候補が勝利するかによってアメリカ合衆国の方向性が大きく分かれるのは確かだ。今回は、先立つ大統領選に向けて、両候補者の人間像について改めて確認した上で、政策の違いなどについてもご紹介したい。

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この4年間、世界を牛耳り続けてきたのがトランプ現大統領だ。当選した時には「まさかこんな人が大統領に?」という雰囲気もあったが、その暴れっぷりも今やすっかりお馴染みだ。

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