Fitbitはフィットネスデバイス「Fitbit」を製造販売する会社。2016年7月に上場している。
・2015年12月決算期の売上高は18億5799万ドル、営業利益5528万ドル、純利益1756万ドル
・売上高は前年比149%の成長、営業利益は前年比120%の成長
・デバイス販売数は2億1355万個
すさましいまでの売上の成長だ。2011年と比べると100倍以上の成長。前年比でも149%の売上成長である。営業利益は前年比120%の成長率。
何よりこれだけの成長率でありながら、上場前年からガッツリ黒字だというのがかなり珍しいんじゃないか。
販売数、登録ユーザー数、アクティブユーザー数の3つのデータも年次報告書に見つけることができた。2015年の販売数は2135万、登録ユーザー数は2903万人、アクティブユーザー数は1690万人とのこと。
Fitbit側としては、アクティブなユーザーが伸び続けている限り(=プロダクトを気に入ってくれている限り)、新しいデバイスを買ってくれる可能性も高いはず。
いかにして他よりも良い商品をなるべく安く提供できるかが鍵になりそう。
ちなみに、株価は現在こんな感じ(Google検索より)。
さすがにこれは過小評価なんじゃないか?PER18倍ってこれだけ成長しているテクノロジー企業にはかなり珍しい。株価の低迷にはJawbonesやユーザーからの訴訟が関わっていると思われるが、どうなることやら。逆に、訴訟問題が解決されると一気にどーんと行くかもな。
ウェアラブルFitbitが大苦戦 「400億円上場」の栄光も今は昔
こんな風に書かれちゃってるけど、これは苦戦なのか?w
そもそも上場してまだ1年半しか経ってないし。今期(2016年度)の成長はちょっと鈍ってるみたいだけど。
競合がどんどん出てくる分野でもあるので安泰ではないだろうが、この短期間でこれだけ成長してここまでけなされるのも興味深い。