Webマーケティングの支援事業を展開する「ショーケース・ティービー」についてまとめたいと思います。
(2018年経営戦略説明資料より)
代表取締役CEOの森 雅弘氏は1963年石川県生まれ。
1988年にリクルートに入社したのち、1996年に設立した「フューチャーワークス」という会社が前身です。
2005年には、同じくリクルート出身の永田 豊志氏(現・取締役COO)が経営する「スマートイメージ」と合併し、できたのが「ショーケース・ティービー」という会社です。
2006年には、Webマーケティング支援サービス『ナビキャスト』、2008年には入力フォームの最適化に特化した『フォームアシスト』など多くの事業を展開。
そして2015年には東証マザーズに上場しています。
『ナビキャスト』シリーズや『フォームアシスト』を含め、全部で11個の特許を取得しています。
それでは、ショケース・ティービーの業績推移を見てみましょう。
2011年の売上高は5億2938万円でしたが、2017年には18億5923万円と、3倍以上に増収。
経常利益も拡大を続けていましたが、2017年は1億6399万円と、2016年の半分程度にまで減少しています。
そんなショーケース・ティービーですが、2021年までに売上100億円という大きな目標をかかげています。
綺麗なミルフィーユですね。2017年の売上は18.6億円なので、4年で5倍以上の売上成長を目指していることになります。
果たしてそんなことが可能なのでしょうか。
今回のエントリでは、ショーケース・ティービーがどんな事業を展開しているのか、決算数値とともに詳しくチェックしたいと思います。
ショーケース・ティービーの事業は「eマーケティング事業」「Webソリューション事業」「投資事業」の3つに分類されています。