1979年より物流管理システムを開発!在庫管理システムをクラウドで提供する「ロジザード」
昨日、新規上場が発表された「ロジザード」についてまとめたいと思います。
(会社ホームページ)
・創業以前
現会長の遠藤八郎氏はもともとプログラマーで、1979年にロジザードの前身となる会社を立ち上げました。
当時は、物流機器メーカーから受託して自動倉庫システムのソフトウェアを開発。高度成長期の製造業での物流自動化を大きなテーマとしていました。
1980年代の中盤にパッケージソフトの時代がくると、遠藤氏もパッケージソフト開発に着手。
ある程度は売れたものの、良い製品にしようとアップデートを作れば作るほど旧バージョンが返品され、「不良在庫」になってしまいます。
バブル崩壊も重なって大変な思いをしますが、今度はインターネットを通じてアプリケーションを提供する「ASP(Application Service Provider)」と呼ばれる業態が現れます。
オンラインでシステムが売れれば、在庫を持つ必要がありません。物流在庫管理システム(WMS)をインターネット経由で提供しよう、という構想がここで誕生。
・金澤氏との出会い
ちょうどその頃、アパレル企業のコンサルティングで起業していた金澤茂則氏(現社長)と出会います。