デニーズはじめ飲食店など147万顧客が利用!デジタル情報の一括管理SaaSを提供する「Yext」
Yextはアメリカ・ニューヨークに本社を置くテクノロジー企業で、デジタルナレッジを管理するプラットフォームを提供しています。
テジタルナレッジとは、インターネット上の店舗、イベント、メニュー、製品情報などの情報のこと。
飲食店やサービス業の顧客企業が、自社の店舗情報などをクラウド上で管理し、GoogleやFacebookなどに統一された情報を発信することが可能となります。
(企業サイト資料より)
2006年にHoward Lerman氏(現CEO)によって設立。
Howard Lerman氏は、デューク大学を卒業し、歴史を専攻していました。合計で5社の起業に成功している「連続起業家」です。
その後、「Yext Calls」というPay-per-call Advertising(着信課金型広告)も手掛けています。
順調に売り上げを伸ばし、2012年には3000万ドルの売上が見込まれていましたが、2011年の7月にスピンオフし事業を切り離しました。
その後、2012年に売却されています。
それ以降、ポテンシャルがあると考えたデジタルナレッジ管理サービスに集中しています。
2017年にはIPOをしており、ニューヨーク証券取引所に上場しています。
アメリカに5ヶ所、ヨーロッパや中国など海外に7ヶ所と合計12の拠点を展開しており、2017年7月には日本法人も設立されています。
セールスフォース日本法人社長などを務めた宇陀栄次氏が日本法人の会長兼CEOに就任しています。
それではYextの業績を見てみましょう。