『Model 3』販売台数を3ヶ月で5倍に増やした「テスラ」本当に次の決算でキャッシュフローをプラスにできるのか
先日、カッコいい電気自動車メーカー「テスラ(Tesla)」の四半期決算が発表されました。
(Tesla Model 3)
テスラの決算では、「本当に黒字化できるのか」「生産台数を計画通り増やすことが可能なのか」など、数多くのことが話題になります。
それだけ、多くの人が同社に注目しているということですね。
では、早速業績の推移を見たいと思います。
まず重要なのはトップライン(売上)の成長ですが、今回の決算では40億ドルを超えました。
その一方で営業損失は拡大を続け、ついに過去最大の6.2億ドルになっています。
一方、売上成長率については2017年の前半以降、大きく鈍化しています。
とはいえ、それまでの成長率が100%前後と異常に高かっただけということもでき、現在でも前年比43.5%の増収というのは高い成長率です。
今回の売上成長は少し上向きましたが、この成長は何によってもたらされているのでしょうか。
テスラの売上には「車両販売」「車両リース」「エネルギー発電・ストレージ」「サービスその他」の4つの売上があります。