実績PERは6.9倍と一見「割安」な桧家ホールディングスの決算数値を紐解く。本当に”安い”のか?
今回は「桧家ホールディングス」についてまとめてみたいと思います。
木造を中心に注文住宅を作っており、着実に業績を成長させています。
売上高は931億円、営業利益は61億円と業績は安定しています。
なぜ今回、この会社に目を留めたかというと、時価総額が380億円しかないからです。
2016年の純利益は55億円なので、実績PERは6.9倍ということになります。
2017年の予想純利益は37億円で予想PERでも10.2倍ということになり、いわゆる「割安株」ということになります。
ただ、割安な銘柄がその後上がるかというとそうでもなく、何らかの理由で「永遠に割安」な会社も少なくないのが株式市場です。
ということで、今回の記事では桧家ホールディングスの決算数値について整理することで、同社が本当に安いのかどうかについて考えてみたいと思います。
(銘柄推奨ではなく、あくまで決算情報の”整理”です。念のため)
桧家ホールディングスは1988年に設立された会社で、創業当初から注文住宅に特化して事業を展開しています。