農業機械の買取が急増!ニッチ商材で成長する「マーケットエンタープライズ」
今回はWeb上で中古品の買取や販売を行なう「マーケットエンタープライズ」について取り上げたいと思います。
(公式HP)
創業者の小林泰士氏は1981年生まれ。
東洋大学を卒業後、起業支援を行なう「ベンチャーコントロール」で約1年間勤務し、2006年にマーケットエンタープライズを創業しました。
最初に始めたのは乾電池のリサイクル事業『格安電池ドットコム』。
使い捨てカメラ付属の電池を写真プリント店から無料で譲り受け、玩具メーカーなどへ格安で転売していました。
電池リサイクルのほか、電動工具やフィギュア、鉄道模型など、高単価でも大手の競合がいないニッチな分野に注目し、 Web上での中古品買取サービスを展開します。
また、小林氏はリサイクル事業の販売チャネルとして活用していたフリーマーケットにもビジネスチャンスを見い出します。
2007年11月に日本初となる出店料無料のチャリティーフリーマーケットを開催し、全国各地へエリアを拡大。
フリーマーケット事業も好調に推移します。
2011年に中古品の一括比較メディア『高く売れるドットコム』をオープンし、出品先となるYahoo!オークションではベストストア新人賞を受賞。
軌道に乗ってきた中古品売買(ネットリユース)事業へリソースを集約するため、2013年にフリーマーケット事業を譲渡しました。
2015年に東証マザーズへ上場。
2016年にアマゾンで買取サービスの提供を開始します。
昨年は新たに宅配レンタルサービス『ReReレンタル』をスタートしました。
業績推移を見てみましょう。