3ヶ月で70%の増収でキャッシュフローはプラスに!公約を果たした「Tesla」2018年3Q決算まとめ
テスラ

イーロン・マスクがCEOを務める電気自動車メーカー「テスラ」の決算が発表されたので、まとめておきたいと思います。

(Shutterstock)

売上68.2億ドルで前四半期の1.7倍に。フリーキャッシュフローは8.8億ドルのプラス

売上高は68億ドルを突破し、前四半期から70%の増収となっています。

前年同期比だと128%の増収。

営業損益も見事に黒字化を果たしており、2018年3Qだけで4.2億ドルの営業利益となっています。

かねてより宣言していた通り、フリーキャッシュフローも8.8億ドルのプラスに。

フリーキャッシュフローとは、ある期間において事業にともなう現金の増減がどのくらいあったかを示す数値です。

これがマイナスなら資金を調達し続けない限りいずれ潰れてしまいますが、これがプラスなら事業をやるほどお金が増えていくということになります。


テスラは長いこと赤字でフリーキャッシュフローもマイナスでしたが、2018年3Qには見事プラスになりました。

CEOのイーロン・マスクは、今年の4月にツイートした(誰もが不可能と思っていた)公約を見事に果たしたということになります。

今回のエントリでは、テスラの営業黒字化がどのようにして成し遂げられたのか、より詳しい数字を掘り下げてみたいと思います。



『Model 3』の販売台数が3倍の5.6万台に増加

まず知っておく必要があるのは、テスラの売上高の内訳です。

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