世界最強のインターネット企業の一つ、アルファベットの事業数値を徹底図解!
今回は、世界最大の検索エンジン「Google」を提供するアルファベットについて調べます。
Googleは1995年にスタンフォード大学の博士課程の学生だったラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの二人の研究プロジェクトとして始まりました。
1998年に法人化されると、当時すでに存在したYahoo!やExcite.com、AltaVistaなどの検索エンジンよりもGoogleの方が良いと大評判になります。
2004年にはナスダックに上場し、その後も現在に至るまで業績の成長を続けています。
損益推移を見ると、売上高は902億ドル(およそ10兆円)に達し、営業利益率も2002年からずっと20%以上と高い水準を保っていることがわかります。
創業以来、文字通り右肩上がりの成長を続けてきたアルファベット(2015年以前はGoogle)ですが、その中身はどうなっていたのでしょうか?
収益の内訳やコスト構造、資産構造、資産の調達源泉の変化などを時系列で追っていきたいと思います。
まずは、収益の内訳をみてみます。