Facebookは稼ぎ出した莫大なキャッシュを何に使っているのか?
今回は世界最大のソーシャルネットワーキングサービスを運営するFacebookについて調べます。
2004年に創業者のマーク・ザッカーバーグ氏の個人サービスとして始まり、当初はハーバード大学の学生だけに限定して提供されていました。
その後、他の大学からも利用したいという声が高まり、アメリカ中の大学に徐々に解放。2006年には高校生、やがて誰でもFacebookを利用できるようになります。
2008年にはボランティアによる翻訳で日本語版の提供も開始。当初「実名SNSなんか日本では流行らない」と言われたのは記憶に新しい人も多いかと思います。
2012年にNASDAQに上場するも、3ヶ月で株価は半分に下がり、「市場最大の失敗IPO」として批判を浴びます。
しかし、その後もFacebookの利用者は増え続け、広告による収益化も進んでいきました。
現在では月間20億人が利用し、一人当たりの四半期広告売上は4.5億ドルに達しています。時価総額は5000億ドルを超え、世界で4番目に時価総額の大きい会社となりました。
まずは業績の推移をみてみます。