決算報告でマーク・ザッカーバーグが語った「2019年にFacebookが注力する4つの優先事項」とは
Facebookの2018年決算が出ましたね。
決算コールでCEOのマーク・ザッカーバーグが発言する内容には、インターネット世界で少なくない意味があると思うので、今回もまとめてみたいと思います。例によって超訳です。
Facebook、Instagram、WhatsApp、もしくはMessengerを毎月使うユーザーは27億人に達し、20億人は毎日少なくとも一つのサービスを利用している。
前回のコールで、私たちが直面する重要な機会と課題への戦略について話した。今日はそのアップデートと、2019年の優先事項についても話したい。
これまでの2年、私たちが主に注力してきたのはインターネットの未来に対する最大の社会的課題に対処することだった。選挙の公正さや、コンテンツの統治、セキュリティ、データプライバシー、デジタルの健全性などだ。
どれも複雑な問題だが、本当に前に進んでいると言える。これらの多くの領域で、私たちは世界で最も進んだシステムを作ったと思う。多くの面でどんな会社や政府よりも発展している。
他の面でもクリアなロードマップが見えている。まだやることは多いが、2019年もしっかりやり遂げて、いずれは全てのシステムを必要なレベルに上げたい。
私たちは、この会社の運営方法を根本から変えた。有害なことを防ぐことに注力するようにしたんだ。何十億ドルものお金をセキュリティに投資して、会社の収益性は下がった。
間違った情報を止めるためにWhatsAppのエンゲージメントを下げるようなアクションをとったし、Facebookでもより良い人生のために1日5,000万時間のバイラル動画を減らした。