ケネディ大統領も敬愛した江戸の名CFO「上杉鷹山」に学ぶ改革マネジメント(前編)

人口減少などの要因で経済停滞に直面する日本。これから訪れるであろう苦難を乗り越えるためにも、過去から学ぶことは重要です。

江戸時代、幕府の統制や度重なる天災によって各藩は厳しい財政状態にありました。苦難の時代に「名CFO」として後世に語り継がれる存在となった一人が「上杉鷹山(うえすぎ・ようざん)」です。

ケネディ元大統領も敬愛した「上杉鷹山」

鷹山はわずか16歳で家督を継ぎ、米沢藩上杉家の財政再建に大きく貢献しました。以下の名言をご存知の方も多いかもしれません。

「成せばなる 成さねばならぬ何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」

偉大な功績は海外にも知れ渡っており、ジョン・F・ケネディ元大統領も「尊敬する日本人」として彼の名前を挙げていたといいます。

今回のエントリでは、江戸時代の名CFO「上杉鷹山」の半生を辿りながら改革マネジメントのヒントを探っていきたいと思います。

参考文献

『代表的日本人』(内村鑑三)

・『江戸のCFO』(大矢野栄次)

・『米沢藩の経営学』(童門冬二)

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