金融危機をきっかけにユーザー登録が加速!多くの中小ビジネスを助ける「Shopify」の歴史(後編)
(前編の続き)
2004年にスノーボードの通販サイトとしてスタートし、その中で作ったソフトウェアを「簡単にECサイトを作れるサービス」として製品化したのが「Shopify」です。
2006年の公開から2年で月間6万ドルほどの売上をあげるようになったShopifyは、そのまま小さくハッピーに経営を続けるか、ベンチャー資本を注入して拡大を目指すかの二択を迫られていました。
共同創業者としてビジネス面を統括したスコットがいなくなり、トビアスがCEOに就任。しかし、製品開発だけを担当していた彼には、大したビジネス経験はありません。
いわゆる「ハードシングス」とも言えますが、これをきっかけにトビアスは経営者としてのポテンシャルを発揮し始めたのでした。