ルーツはなんと日産自動車!Grab創業者「アンソニー・タン」の半生(前編)
GrabTaxi

現在東南アジアで配車アプリを展開するユニコーン企業『Grab』。Grabは2019年3月に筆頭株主であるソフトバンクから14.6億ドルの追加調達を受けたことを発表しました。

資金調達の変遷を見てみると、2015年8月にはソフトバンクから4億ドルの資金調達を実施。2017年7月にはソフトバンクはじめとする複数の投資家から最大25億ドルの資金調達を行なっています。さらには日本のトヨタ自動車からも資金調達を受けています。

現在までの累計調達額は88億ドルで、評価額は140億ドル。

Grabは世界的にも最大級の配車アプリで、東南アジア(シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、ミャンマー、カンボジア)を中心に活動しています。

さらに近年は配車アプリだけでなく、『Grab Pay』などの決済領域にも進出しています。

今回はそんな東南アジアで勢力を拡大するGrabの創業者『アンソニー・タン(Anthony Tan)』の半生に迫っていきたいと思います。

雨の中、日産の重役を待ち伏せする

Grabの創業者であるアンソニー・タンはマレーシア有数の富裕層一家に生まれました。そんなアンソニー・タンの実家は『Tan Chong Motor』です。

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