帝国マイクロソフトを作り上げたビル・ゲイツの半生②事業家人生の始まり
(前回の続き)
ビル・ゲイツは中学生になる頃、シアトルの名門私立「レイクサイド・スクール」に入学した。あるとき学校がテレタイプマシン(※)を仕入れると、ゲイツ少年たちは「中毒」と言われるほど熱中。
(※当時コンピュータは非常に高価だったため、電話回線を通じてシェアされる、遠隔型の端末があった)
数学では学校で一番と言われるほど優秀だったゲイツは、コンピュータについても誰よりも詳しくなり、やがて上級生から相談されるまでに熟達した。その中には、後にマイクロソフト社を共同創業するポール・アレンもいた。