製薬業界の外注ニーズに対応する「WDBココ」が東証マザーズに新規上場
バイオ・医薬系の人材派遣会社「WDBホールディングス」の子会社、「WDBココ」が東証マザーズへの新規上場を承認されました。
売上高は右肩上がりに拡大し、2018年度には17.8億円に。今期は上半期時点で11億円を超えています。
収益性も高く、経常利益は通期で3.4億円。今年度の上半期はすでに2.9億円を稼いでいます。
医薬品産業の「安全性情報管理」をテーマに事業拡大を続けるWDBココはどんな事業を展開しているのでしょうか。今回も、上場目論見書を中心に紐解いていきましょう。
近年、日本政府が社会保障費を抑えるため「長期収載品の薬価の引き下げ」「ジェネリック医薬品の普及」を推進しており、製薬企業の事業環境は厳しさを増しています。