カリスマ創業者率いるNothingは、つまらなくなったスマホ業界に風穴を開けるか

今、イギリスに拠点を置くハードウェアメーカーが世の中を騒がせている。

2020年10月に設立されたばかりなのにも関わらず、ひとたびワイヤレスイヤホンを発売すると60万台を販売。スマートフォンの発売を予告すると、スペックも価格も何もわからないのに、20万人が予約金を支払った。

それがNothingだ。

Nothingは、24歳でOnePlusというスマートフォンメーカーを共同創業し、アジアを代表するブランドにまで育て上げたカール・ペイ氏が独立して作ったスタートアップだ。

今回の記事では、待望のスマホ「Phone (1)」の販売を来週8月2日に控えるNothingが設立されるまでの物語と、創業者カール・ペイ氏について紐解いていく。

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