Block 2Q決算:飲食店特化サービスが急拡大、Afterpay連携にも進捗
米国のフィンテック企業、Blockがコア事業の成長を続けている。4〜6月の売上高は前年比6%減の44億ドルだが、ビットコイン売上を除くと34%の増収だった。
同期間の売上総利益は14.7億ドル(前年比29%増)に増えた。ビットコイン売上は原価率が97%と高く、同社の収益性にあまり影響を及ぼさない。
会長CEOのジャック・ドーシーは「エコシステムを連携させる取り組みを前進させた」と言う。そのエコシステムとは、セラー向けの決済端末「Square」と、消費者向けの金融アプリ「Cash App」だ。
両者のシナジーを高めることを主眼に、3兆円以上も投じて買収したのが後払い決済サービス「Afterpay」である。今回は、ドーシーはじめ経営陣が語ったBlock社の取り組みについて、ポイントを絞って紹介する。