メガバンク本体も出資!スタートアップ向け融資で急成長する「Flex Capital」
スタートアップ向け法人融資「Flex Capital」を運営するFivotが21日、シリーズAラウンドで総額約10億円の資金調達の実施を発表した。
目を引くのは、新規投資家の顔ぶれだ。三井住友信託銀行とSBIインベストメントが共同設立したCVC・SuMi TRUSTイノベーションファンドや新生企業投資などの金融系のVCだけでなく、三井住友銀行というメガバンク本体もその名を連ねる。
Fivotは国内チャレンジャーバンクの中では珍しく、デットファイナンスで成長している。スタートアップがスタートアップに融資するという構図だ。累計融資残高も右肩上がりで積み上がっている。
Strainer * 2021年4月末時点の残高を100として正規化 。2022年9月数値については、当月中に実行を予定している金額を含む
なぜこのタイミングで金融機関がFivotに投資するのか。同社代表取締役の安部匠悟氏にインタビューし、「Flex Capital」のビジネスモデルとFivotが思い描くスタートアップ向け融資の未来図を聞いた。