クイックコマースの先駆者!評価額150億ドルのデカコーン「GoPuff」の野望
今回ご紹介するのは、米国フィラデルフィアに本拠をおく「GoPuff」だ。2021年末には評価額150億ドルにのぼったことが報じられた”デカコーン”である。
GoPuffが実現したのは、日用品を「30分以内」で配達してくれるサービス。飲料やスナックはもちろん、酒類や冷凍食品、温かいピザなど扱う商品は多岐にわたる。
この業態は「クイックコマース(Instant Delivery)」として、国内外で注目されている。日本でもヤフー(Zホールディングス)が積極的に取り組んでいるほか、楽天もUberとタッグを組み、有望市場のシェア争いを始めている。
GoPuffは、そんな有望市場にいち早く目をつけ、いつの間にか有力なプレイヤーに成長した。彼らはいかにして生まれ、巨大な有望市場を掴んだのか。今回の記事では、GoPuffの沿革とビジネスモデルを中心に紹介する。