不動産テックのスマサポが上場へ、入居者サポートアプリ「totono」を成長の軸に
不動産テック企業のスマサポ(東京都中央区)が11月25日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場予定日は12月29日。
不動産の宅都ホールディングス(現TAKUTO INVESTMENT)の子会社として設立。アウトバウンドコールセンター「スマサポサンキューコール」やスムーズな物件内覧をサポートする「SKB」、家賃保証サービス「sumai保障」などを提供する。
主力のサンキューコールでは800社以上の不動産管理会社と取引がある。管理会社と入居者をつなぐスマホアプリ「totono(トトノ)」を次なる事業の柱として強化し、サービス開始から2年で契約社数は73社、利用世帯数は40万を超える。
2023年9月期の売上高は42%増の29億円、経常利益は137%増の1億8500万円を見込む。強気の売上予想の陰にどんなストーリーがあるのか、上場申請書類の内容をもとに解説する。