意外にホット?ストックフォトサービス「Shutterstock」はAI時代にどう変わる?
Webマーケティングに携わる方なら、Getty ImagesやShutterstockを利用したことがあるかもしれない。ともに老舗のストックフォトサービスで、画像素材などを購入し、利用することができる。
当然ながら、写真や動画素材には権利者が存在する。一方、記事を伝わりやすくしたり、広告効果を高めるにはデジタル素材の活用が欠かせない。そんな時にShutterstockなどを使えば、魅力的なクリエイティブをすぐに活用できる。
こうしたプラットフォームについて、次のように感じる方はいないだろうか。
話題沸騰中の「画像生成AI」では、テキストを入力するだけで様々な画像を作り出せる。どんなクリエイティブも自在に生成できるとなれば、ストックフォトサービスの需要は減ってしまうかもしれない。
Shutterstockの業績は、これまで堅実な成長を続けてきた。株価は2023年2月までにかけ急騰したが、その後は再び下落。足元の時価総額は約18億ドル、株価収益率は20倍をやや上回る程度だ。
生成AIによる変化は始まったばかりで、今後どうなるか不確定なことも多い。しかし、それが一部の企業に大きな影響を与えうるのは確かだ。今回はその象徴的な存在と言えるShutterstockについて改めて紹介する。