「金子眼鏡」等を傘下に持つ高級眼鏡企業ジャパン・アイウェアHDが新規上場へ
ジャパン・アイウェアHD(Japan Eyewear Holdings)が10月12日、東証スタンダード市場への新規上場を承認された。上場日は11月16〜22日を予定している。
東京に住む人なら、表参道に位置する「金子眼鏡」の店舗を見たことがあるかもしれない。同じく日本のアイウェアブランドである「フォーナインズ」とともに、2021年にグループ経営体制を発足させたのが同社だ。
2019年には日本企業成長投資からの出資が決まり、組織変更と決算期の変更を実施。新型コロナウイルス感染拡大による影響を経て、売上・利益ともに拡大している。2023年1月期の売上高は107億円、営業利益は22億円にのぼった。
今回の記事では、圧倒的なシェアを占める「鯖江」の眼鏡産業のルーツを簡単に紐解いた上で、金子眼鏡の来歴からジャパン・アイウェアHDの概況までをまとめる。