株価低迷の「Chegg」決算後株価はさらに15%減、新たなAIプロダクトの進捗は?
Chegg, Inc.

主に大学生向けの学習支援サービスを提供するCheggが10月30日、2023年7〜9月期決算を発表。同社については何度も紹介してきたが、とりわけ最大の注目は「ChatGPT」等による影響である。

状況が芳しくないことは、株式市場での推移を見ればうかがえる。5月の決算発表では一日にして株価が半減したが、今回も15%もの急落。依然として投資家からの支持を勝ち取るには至っていない。

結果を見れば、低い評価は意外ではない。売上高は前年比4%減の1.58億ドルに落ち込み、営業損失は5,790万ドルに拡大。ただし、夏シーズンである7〜9月は同社にとって閑散期である。

とはいえ、業績が悪化しているのはグラフから明らかだ。このような状況で経営陣は、依然として自前のAIプロダクトに可能性を見出し、打ち手を進めている。今回の記事では、同社によるAI戦略の進捗をご紹介する。

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