企業不動産に特化するククレブ・アドバイザーズが新規上場へ。野心的な業績予想も
ククレブ・アドバイザーズ

2019年設立のククレブ・アドバイザーズが10月24日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場日は11月28日を予定している。

同社が手がけるのは企業不動産、いわゆる「CRE」(Corporate Real Estate)に関する事業。中でも大手の不動産会社が扱わないコンパクトサイズの物件を扱い、テクノロジーを組み合わせる戦略をとる。

2024年8月期の見込値では、売上高12.7億円、経常利益4.2億円。2025年8月期の業績予想では、売上高17.9億円、経常利益5億円を見込む。上場時の想定時価総額は43億円だ。

強気の成長戦略の背景には、どのような独自性があるのだろうか。今回の記事では、ククレブ・アドバイザーズの事業モデルに加え、企業不動産をめぐる一つの潮流についても紹介する。

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