株式会社MyReferは、タレントアクイジションSaaS「MyTalent」にて、応募・選考時の候補者体験(CX)を簡単に収集・分析するリサーチ機能「MyTalent CXリサーチ」を2022年10月20日(木)より提供開始した。
これにより、過去応募者のタレントプールの蓄積・活用を促進し、企業の自社採用力の向上に貢献する。
■開発の背景
コロナ禍やデジタル化によって人的資本経営の重要性が叫ばれる中、経営戦略に紐づいて求める人材を中長期で獲得するタレントアクイジションへの変革が求められている。そのためには、転職市場にいる人材に短期的にアプローチするのみでなく、自社で人材のタレントプールを蓄積して自社採用力を高めることが鍵になる。
このように採用活動を”掛け捨て型”から”積立型”にシフトするためタレントアクイジションSaaS「MyTalent」の導入企業が増加し、タレント登録者数は5万人を突破した。
一方で、過去応募者を含めて自社のタレントプールを戦略的に蓄積・活用している企業は2割(※)にとどまる。その課題として、過去応募者の候補者体験(CX)や選考辞退理由を把握できておらず、最適なリスト作成や有効なアプローチができていないことが挙げられる。
これらを背景に、過去応募者のタレントプールの蓄積・活用を促進するため、候補者体験(CX)を簡単に収集・分析する「MyTalent CXリサーチ」の開発に至った。
(※) 2022年6月MyRefer社「タレントプール採用に関する実態調査」
■「MyTalent CXリサーチ」とは
「MyTalent CXリサーチ」とは、応募・選考時の候補者体験(CX)や選考辞退理由など候補者の本音を収集・分析し、過去応募者のタレントプールに蓄積・活用できるリサーチ機能。
選考後に「MyTalent」よりアンケート依頼を送ることができ、その回答データとともにタレントデータが「MyTalent」に蓄積され、その後のより効果的なアプローチを可能にする。これにより、掛け捨て型の採用から積立型の採用へとシフトすることを実現する。
企業は、候補者の辞退理由や就職企業を収集することで、採用戦略や選考を振り返るデータとして活用できる。加えて、過去応募者のタレントプールを蓄積した場合、今後スカウトを送る際に効果的なアプローチをすることが可能になる。また、候補者は、一度選考に参加した企業を辞退して終わりではなく、継続的にスカウトを受け取ることができる。
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