2022年11月22日 08:45
多様な視点を経営判断に。SOLITアドバイザリボード設立

私たちSOLITが実現したいのは、価値の多様性や価値観の選択が相互承認され、自然、生物、人間及びテクノロジー等のあらゆる存在が健全に共存できている”All-inclusive(オールインクルーシブ)”な社会です。

会社としてもそんな”All-inclusive”の体現者となるために、より一層多様な価値観を持つ実践者が会社経営に参加していくべきであると考え、この度「SOLITアドバイザリーボード」を新設しました。

 

多様な価値観を取り入れる経営政策「SOLITアドバイザリーボード」

従来のSOLITの株式会社としての経営体は、最終意思決定において創業者かつ大株主の田中美咲が独断できる組織となっていました。

もちろん、実務においてはメンバーそれぞれが自律・分散的に意思決定を行い日々の業務にあたっておりますが、近年よく耳にするティール組織・DAO的組織構造として運営できていたとしても、経営の最終決定権は常に、田中にある体制でした。

しかし、SOLITの経営のあり方として、独断的ではなく包括的に、より多様な意見を会社に取り入れる方法は何かという議論を時間をかけメンバーと共に話し合いました。

そしてこの度、「SOLITの外部から構成されたアドバイザリーボードを設置し、SOLITの経営指針に対して提言をしていただく」ということが現在のSOLITに最適なのではと考えました。

「社外の組織を経営の意思決定に取り込むアドバイザリーボード設置は、経営者の説明責任を果たし、会社に新しい視点、専門知識、技術をもたらすことができる(B-Lab, 2022)」。この考えのもと、SOLITのアドバイザリーボードの目的とボードメンバーの選定基準を下記のように制定いたしました。

アドバイザリーボードメンバーの詳細

役割:
- 当社が会社組織体として進むべき方向性の提示、助言
- 解決すべき課題の再確認、再検討
- 中長期的な経営計画に対するアドバイス
- リスク及びコンプライアンスに関する事項
- 緊急時の対策に対する助言
- その他重要事項に関すること

任期:
2022年10月1日~2024年9月30日の2年間

ボードメンバー資格:
- 世界や社会の存在を理解し、その持続性に個人で貢献している方
- 主要なステークホルダー(顧客代表、株主、従業員代表、協力者/パートナー、地域住民、自然と地球)を念頭に置き、多角的な視点で対等に熟議いただける方
- SOLITが重要視する3つのこと、「D&I 」「Sustainability」「Design」の専門性に加え、SOLITに対して想像を超えた可能性を広げていただけそうな方
- 国籍/人種・ジェンダー/セクシュアリティ・年齢・障がいの有無・宗教・性的思考・価値観、不問

アドバイザリーボードに関する詳しい情報はこちら

https://solit-japan.com/blogs/journal/advisory-boad