クラウドサインが「受信者ファイルアップロード機能」を提供開始
弁護士ドットコムが提供する契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」は、資料を受信者側がアップロードや、受信者にリクエストできる「受信者ファイルアップロード機能」の提供を開始しました。
■「受信者ファイルアップロード機能」について
クラウドサインで契約締結をする際、契約書類に関連する資料(本人確認書類など)を受信者がクラウドサイン上にアップロードや、リクエストできる機能。
これまでは送信者が準備・作成した書類のみで契約を締結していたため、本人確認書類の回収などで受信者双方に負担があったが、 これにより受信者がアップロードしたファイルも契約上の合意内容に含むことができるようになった。また、本人確認書類の回収といった送信者・受信者双方での負担の解消や、受信者がアップロードしたファイルを契約書と紐付けた管理も可能となった。
■不動産・保険などの個人向けの契約シーンでの電子化を加速
電子契約サービスは、主に企業間での契約利用がメインであり、企業と個人といったBtoC向けの契約シーンでは本人認証が課題となり、利用ケースが限られていた。
しかし、本機能により身分証などの確認を契約締結と併せて容易にできるため、不動産や保険での契約時にさらなる利用を見込んでいる。また、不動産の売買・賃貸借契約では、本人確認書類や収入証明書類の提出、保険契約では告知事項の提出などの個人が契約するシーンでも利用増加も見込む。
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