弁護士ドットコム株式会社は、新しいテクノロジーのサービス活用、研究を加速させるため、「Professional Tech Lab（プロフェッショナル・テック・ラボ）」を創設いたします。社内のエンジニアやリサーチャーに加え、高い技術力を持つ国内外の企業、大学等研究機関とも協力し、既存サービスの枠にとらわれない新たなサービスの検討も進めていきます。
また、同時に「Professional Tech Fund」を創設し、プロフェッショナル領域の起業家に対して資金支援や、次世代の起業家を発掘する大規模ピッチイベントなどの開催も企画しています。
■プロフェッショナル・テックとは
弁護士や税理士、医師、弁理士、ITエンジニア、webデザイナー、ファイナンシャルプランナーなど幅広い専門家領域のDXを推進するアプローチ。より広義のプロフェッショナル領域を対象とし、その専門領域が持つ技術やナレッジ、特異性をDXすることで、これまで以上に多くの人が安全・安心に、また簡単に活用できる社会を目指します。
■既に進行中の研究テーマ
【IChatGPT のサービス活用（可能性と課題）】
すでに提供している以下のサービスにおいて、GPT-3や、今後公開が想定されるGPT-3.5、GPT-4、LaMDAなどの言語モデルを活用し、AI の可能性について研究を進めています。
①法律相談チャット：法律相談Q＆Aサービス「みんなの法律相談」における累計100万件以上の法律相談データベースや、2万人以上の登録弁護士からの法律回答データベース、月間1,000万人以上の利用データによる法律相談ニーズの活用により、対話形式で状況を確認していくことで、それぞれの状況に適した「みんなの法律相談」の回答や、ガイド記事を提示するサービスなどを検討。
②法律専門書籍のリサーチツール：ライブラリサービス「弁護士ドットコム LIBRARY」「BUSINESS LAWYERS LIBRARY」における29出版社、1,500冊以上の法律専門書籍情報、5,000超のユーザーの利用データによるニーズを活用することで、弁護士や法務部の方々のリーガルリサーチを効率化するサービスなどを検討。
③契約相談チャット：電子契約サービス「クラウドサイン」の累計契約送信件数1,000万以上の契約データ、契約ユーザー数230万超の契約データを活用し、契約締結に関する疑問を解消できるサービスなどを検討。
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