電話DXの株式会社IVRy(アイブリー)は、総額13.1億円の資金調達を実施しました。本ラウンドではフェムトパートナーズ、Headline Asia、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル、三菱地所のCVCであるBRICKS FUND TOKYOを引受先としています。今回の調達により、累計資金調達金額は17.1億円となります。
また、本調達発表と合わせて、当社はAI音声認識機能(β)・ChatGPTを活用した通話音声要約機能(β)を提供開始します。
今後も当社は顧客への本質的な提供価値を追求し、最先端の技術を誰でも利用できるサービスへとデザインすることで、日本の電話DXを実現してまいります。
■シリーズB調達について
当社は、「最高の技術を、すべての企業に届ける」というミッションを掲げ、日本の99.7%を占めるスモールビジネスや中小企業を主な対象として、電話DX SaaS「IVRy(アイブリー)」を提供しています。 「IVRy」は、様々なシーンでの電話業務を自動化し、フロントオフィス業務の効率化及び生産性向上を実現するSaaSです。
2023年3月時点で、47都道府県、50業界以上、5000以上のアカウント利用をいただいており、これまでに累計500万件以上の着電の自動応答を実現。MRR(月次経常収益)の実績は昨年比600%となっており、T2D3を超えるペースで成長しております。
IVRyが評価されている点としては主に下記の3つのポイントがあります。
・誰でもマニュアルなしで使えるUI/UX
・業界、業種関係なく、完全ノーコードで分岐を設定できるカスタマイズ性
・安価かつ、すぐに使い始められる高い利便性
今後も当社は、首都圏から地方・業種問わず、日本全国に向けて、最先端の技術をより早く、非対称性なく届けることに努めてまいります。
まずはその足がかりとして、長きにわたり利用されてきた電話によるコミュニケーションのあり方を再構築し、顧客をはじめとするステークホルダーと関わる、フロントオフィス領域のDXを推進してまいります。
■調達資金の主な活用用途(予定)
1. GPT-4やChatGPT等のAI技術を中心としたプロダクト開発
2. コーポレート・サービス・採用認知拡大に向けたPR・マーケティングの強化
3. 各ポジションにおける採用活動の強化
■「AI音声認識機能(β)」、ChatGPTを活用した「通話音声要約機能(β)」について
この度、AI音声認識機能(β)・ChatGPTを活用した通話音声要約機能(β)を提供開始いたします。
AI音声認識機能は、従来の電話のキーパッドでの分岐とは違い、実際の音声を認識し、自動対応する機能です。自動応答だけではなく、SMS返信や転送をつなぐなどのカスタマイズも簡単に可能です。
また、ChatGPTを活用した通話音声要約機能(β)は、IVRy上で利用された通話内容や録音内容を要約して表示する機能となり、利用企業は、従来音声を聞いて内容を確認していた業務がなくなり、より即時に要点を確認することが可能です。
通話音声要約機能(β)利用イメージ
■【採用向け特別対談イベント】2名の投資家とCEO奥西が語る電話DXとIVRyの未来
本シリーズB資金調達に際して、シリーズAからの投資家であるフェムトパートナーズ、曽我 悠平氏とHeadline Asia/IVS、島川 敏明氏、創業者兼代表取締役CEO奥西による対談イベントを開催いたします。
これまでのIVRyの成長の軌跡、資金調達の狙い、今後の展望について語ってまいりますので、下記イベントページをご覧いただき、是非ご参加ください。
日時:2023年4月11日(火)19:30~20:30
開催場所:オンライン(zoom)
URL:https://forms.gle/gKhRDVD7Qcv85uiV9
■シリーズB資金調達の裏側を綴ったCEO奥西のnoteを公開
本シリーズB資金調達に関して創業者兼代表取締役CEO奥西のnoteを公開いたしました。 これまでのIVRyの成長の軌跡、資金調達の狙い、今後の展望について書いておりますので、ぜひご覧ください。
URL:https://note.com/ryogaskywalker/n/n39f062caf4c3