不動産関連サービスを開発する株式会社 TERASS(テラス/東京都港区)は、27日シリーズBラウンドにおいて新規に10億円の資金調達を実施したことを発表いたしました。
これにより、資金調達の累計額は13.2億円となります。
TERASSとは
DXで不動産売買体験を進化させ、家を買う⼈、売る⼈、働く⼈すべての個⼈をエンパワーメントするテクノロジー企業です。
2019年4⽉に代表江⼝亮介により設⽴、優秀な不動産エージェントを仲介業務のDXで⽀援する「Terass Agent」事業を立ち上げ、2020年6⽉には優秀な不動産エージェントから提案が受けられる不動産サイト「Terass Offer(旧Agently)」をリリース。
不動産エージェントがテクノロジーによる支援を受けリモートで活動する不動産仲介会社の新形態「クラウドブローカレッジ」。米国ではeXp Realtyなどが急成長している企業が見られます。Terassは、日本ならではの商慣習や消費者のニーズに合わせた日本初の「クラウドブローカレッジ」として活動。
今後2025年3月末までに不動産エージェント2000人が参画する国内最大級の不動産仲介組織となることを目指しています。
より多くの優秀なエージェントがより効率的かつ自由に働く環境をつくることで、誰もがより自由に安心して不動産売買取引ができる世界を実現し、日本の住宅流通の活性化と住宅ストックの価値向上に貢献。いいエージェントといい不動産取引ができる人を増やすことを⽬指している企業です。
この度の資金調達では、グロービス・キャピタルパートナーズ、SBIインベストメントを共同リードインベスターとし、同2社に加えシリーズAラウンドに続くフォローオンとなるインキュベイトファンド、三菱UFJキャピタル、また新たにスタートアップスタジオcomboの5社を引受先とした第三者割当増資により、シリーズBラウンドで総額10億円の資金調達を実施いたしました。
今後の活動について
本資金調達により、個⼈の不動産エージェントがより効率的かつ自由に働く環境をつくることで、住宅売買検討者への高付加価値のサービス提供を促進。以下を強化します。
・不動産エージェント数拡大とサポート体制の強化
・住宅売買検討者に高い付加価値を提供するプロダクト開発
・売却や住宅ローン周辺領域への取り組み拡大
誰もがより自由に安心して不動産売買取引ができる世界を実現し、日本の住宅流通の活性化と住宅ストックの価値向上に貢献していきます。