事業内容
and factoryは、「日常に&を届ける」をミッションに掲げ、生活を豊かにするサービスを提供しています。主に「APP事業」と「RET事業」の2つの事業セグメントを展開しています。
APP事業では、スマートフォンアプリの開発と運用を行っています。代表的なアプリには、スクウェア・エニックスと共同開発した「マンガUP!」や白泉社と共同開発した「マンガPark」があります。また、占いアプリ「uraraca」も提供しており、これらのアプリはApp StoreやGoogle Playを通じて配信されています。
マンガアプリの収益は、アプリ内での電子マンガのダウンロード課金や広告収入が主です。「uraraca」は、電話やチャットでの相談時間に応じた課金収入が主な収益源です。and factoryは、スマートフォンアプリ市場での成長を目指し、大手出版社との連携を強化しています。
RET事業では、宿泊施設「&AND HOSTEL」の運営を行っています。このホステルは、IoTを活用したウェルネス体験を提供することを目指しています。また、不動産の売買仲介や開発コンサルティングも提供しています。
「&AND HOSTEL」は、他者が所有する不動産を活用し、新規店舗として展開しています。収益は、ホステルの企画・開発に関するコンサルティングや運営受託による対価から得ています。現在、東京や大阪に複数のホステルを展開しています。
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経営方針
and factoryは、「日常に&を届ける」をミッションに掲げ、生活を豊かにするサービスを提供しています。特にスマートフォン関連事業を軸に、日常生活に影響を与えるサービスの創出を目指しています。これにより、人々の暮らしに新たな価値を提供し続けることを目指しています。
同社は持続的な成長と企業価値の向上を目指し、収益力の強化と経営の効率化を推進しています。売上高と営業利益を重要な経営指標とし、これらを基に各経営課題に取り組んでいます。特に、既存事業の利益確保と新規事業の創出に注力しています。
2024年8月期には、既存のマンガ事業の利益確保と新規事業の創出を進め、新たな収益源を模索しています。大手出版社との協業を通じて、IPを活用した新たなビジネス展開を図り、縦スクロールマンガの受託制作から知見を深めています。
エンタメ事業では、「uraraca」や「星ひとみの占い」の収益拡大を目指しています。特に占い事業では、広告宣伝費の投資を通じて既存サービスの成長を図り、新たなサービス展開を進めています。これにより、事業規模の拡大を目指しています。
RET事業では、「&AND HOSTEL」の運営受託や宿泊施設の利活用による収益源確保に取り組んでいます。不動産の仲介やコンサルティング分野でも収益を確保し、事業の多角化を図っています。これにより、安定した収益基盤を築いています。
組織体制の強化も重要な課題として位置づけています。従業員のモチベーションを引き出す制度を構築し、優秀な人材の採用に努めています。少人数単位のチーム制を採用し、権限の委譲を進めることで、意思決定の質とスピードを維持しています。
システム基盤の強化も進めています。スマートフォンアプリの安定したサービス提供を目指し、システム開発投資を継続しています。ユーザー数増加に伴う負荷分散や新規サービスの開発に備え、システムの安定性を確保しています。
技術革新への対応も重要視しています。先端的なテクノロジーを基盤にした新規サービスの開発を進め、技術革新に柔軟に対応しています。これにより、事業展開の幅を広げ、新たな市場機会を捉えています。