同社は、ゲームソフトやモバイルコンテンツの企画、開発、運営を主な事業とする企業グループです。このグループは、同社と3つの連結子会社、1つの関連会社で構成されています。事業は大きくデジタルエンタテインメント事業とその他事業に分かれています。

デジタルエンタテインメント事業では、株式会社トーセが日本国内でゲームを中心としたデジタルコンテンツの企画、開発、運営を受託しています。また、中国では東星軟件（杭州）有限公司が、フィリピンではTOSE PHILIPPINES, INC.がそれぞれゲームやモバイルコンテンツの開発を行っています。これにより、同社はアジア地域を中心に幅広い市場での事業展開を実現しています。

その他事業では、株式会社トーセがSI事業などの新規事業を手がけています。また、株式会社フォネックス・コミュニケーションズは、ゲーム以外のコンテンツ事業や新規事業の創出を行っています。これにより、同社はゲーム以外の分野でも新たなビジネスチャンスを模索しています。

このように、同社はデジタルエンタテインメントを中心に多様な事業を展開し、アジアを拠点にグローバルな市場での成長を目指しています。各地域での専門性を活かし、ゲームやモバイルコンテンツの開発を進めることで、競争力を高めています。

undefinedは、デジタルエンタテインメントを中心に成長を目指す企業です。同社は「永遠に続く会社づくり」を経営理念に掲げ、ステークホルダーと共に持続的な成長を追求しています。特に、ゲームソフトやモバイルコンテンツの企画、開発、運営を通じて、社会の幸福度向上に貢献することを使命としています。

同社は、経常利益やROEを重要な経営指標とし、収益力と資本効率の向上に注力しています。家庭用ゲーム機の新機種やマルチプラットフォーム展開が進む中、ゲームソフト開発の需要は堅調に推移しています。また、生成系AIの活用によるイノベーションも期待されており、これを機に企業価値の向上を図っています。

2023年8月期からは大規模な開発案件が複数立ち上がり、2024年8月期にはこれらのプロジェクトを着実に進行させる計画です。VRゲーム機向けのソフト開発や新たなユーザー層を狙ったゲームアプリのリリースも予定しており、リリース後のサービス展開にも力を入れています。さらに、ヘルスケアや教育関連のシステム開発を通じて、事業の再拡大を目指しています。

中期的な課題として、開発人財の増強や技術の成長、プロセスの効率化、新規事業へのアプローチ、グローバル案件の取り込みを掲げています。これらの課題に取り組むことで、中長期的な企業価値と資本効率の向上を目指しています。