gooddaysホールディングス【4437】 グロース(内国株式)

ITセグメントではシステム開発、ITソリューション提供、暮らしセグメントでは賃貸リノベーション工事、遊休不動産活用企画、集客メディア運営、シェアオフィス等を手がける。

gooddaysホールディングス【4437】 グロース(内国株式)

ITセグメントではシステム開発、ITソリューション提供、暮らしセグメントでは賃貸リノベーション工事、遊休不動産活用企画、集客メディア運営、シェアオフィス等を手がける。

事業内容

gooddaysホールディングスとその連結子会社2社は、主に「ITセグメント」と「暮らしセグメント」の2つの事業領域で活動しています。ITセグメントでは、オープンリソース株式会社を通じて、システム開発やITソリューションの提供、ITサービスビジネスなどを手掛けています。このセグメントは、金融機関向けの非対面決済システムの開発やリース会社の社内基幹システムの導入支援など、顧客のニーズに応じたサービスを提供しています。

一方、暮らしセグメントでは、グッドルーム株式会社が中心となり、賃貸住宅のリノベーション工事や遊休不動産の活用企画、集客メディア「goodroom」の運営などを行っています。このセグメントは、賃貸物件に特化したリノベーションサービス「TOMOS」の提供や、マンスリー賃貸、ワークラウンジ、シェアオフィス「goodoffice」の運営など、住まいと働き方に関する多様なサービスを展開しています。

gooddaysホールディングス自体は、グループ会社の経営管理や事務受託などの役割を担っており、グループ全体の戦略的な経営を支えています。これらの事業活動を通じて、同社グループはITと暮らしの領域で幅広いサービスを提供し、顧客の多様なニーズに応えています。

特集記事

経営方針

gooddaysホールディングスは、独自の成長戦略を展開しています。同社のミッション「どこにもないふつう」を実現するため、業界の常識に囚われない新しいサービスビジネスの創出に注力しています。特に、サービスの標準化を通じてオペレーションのローコスト化を目指し、サービスビジネスの強化を図っています。

2024年3月期を第二創業期と位置付け、Vision「THE NEXT STANDARD.」を掲げています。このビジョンのもと、従来のフロービジネスからストックビジネスへの展開を目指し、新しいサービスビジネスの定着と拡大に努めています。ITセグメントでは、流通小売業を中心にRedxクラウドサービスの提供を開始し、業務のシンプル化や操作性の向上を図っています。これにより、顧客経営視点でのシステムの追加や改善を容易にし、導入・維持コストの低減化を実現しています。

暮らしセグメントでは、コロナ禍で始めたHotelを「レジデンス」として捉える新しいメディア「hotelpass」を用いた集客に成功し、「ライフワークレジデンス」としての拡張を進めています。会員化を含め、「新しい暮らし方」のニーズに応えるサブスクリプション型サービスの拡大を目指しています。さらに、シェアオフィス「goodoffice」でワークラウンジを付加し、「新しい暮らし方」と「新しい働き方」の連携による新しい付加価値の創出も目指しています。

これらの戦略を通じて、gooddaysホールディングスは、新規サービスビジネスの強化とフロービジネスからストックビジネスへの転換を進め、時代のニーズを的確に捉えた事業活動を展開しています。