スペースシャワーSKIYAKIホールディングス【4838】 スタンダード(内国株式)

メディア事業では「スペースシャワーTV」の運営、ライブ・コンテンツ事業では「SWEET LOVE SHOWER」の企画運営、ソリューション事業では音楽配信や「スペシャストア」の運営を手がける。

スペースシャワーSKIYAKIホールディングス【4838】 スタンダード(内国株式)

メディア事業では「スペースシャワーTV」の運営、ライブ・コンテンツ事業では「SWEET LOVE SHOWER」の企画運営、ソリューション事業では音楽配信や「スペシャストア」の運営を手がける。

事業内容

スペースシャワーネットワークは、メディア、ライブ・コンテンツ、ソリューションの3つの主要事業セグメントを展開しています。同社は、経営・ガバナンスの高度化を目的として、事業ポートフォリオの再構築を行い、これらのセグメントに焦点を当てています。

メディアセグメントでは、有料放送事業として「スペースシャワーTV」及び「スペースシャワーTVプラス」の運営、オンデマンド事業として「スペースシャワーオンデマンド」の提供、さらに映像制作事業を通じて音楽ライブの映像収録やプロモーションビデオの制作を手がけています。

ライブ・コンテンツセグメントでは、イベント事業として「SWEET LOVE SHOWER」などの主催イベントの企画運営、ライブハウス「WWW」「WWWX」の運営、アーティストのマネジメントやエージェント事業、さらにエンタテインメントカフェ「あっとほぉーむカフェ」の運営など、多岐にわたる活動を展開しています。

ソリューションセグメントでは、音楽配信やパッケージを通じた楽曲等の流通を行うディストリビューション事業、アーティストのファンクラブやファンサイトの運営、グッズの企画制作やECサイト「スペシャストア」の運営など、ファンとアーティストをつなぐ多様なサービスを提供しています。

これらの事業を通じて、スペースシャワーネットワークは音楽やエンターテインメント業界において、コンテンツの提供者としてだけでなく、ファンとアーティストの架け橋となる役割を果たしています。

経営方針

スペースシャワーネットワークは、中期経営計画「Daylight 2024」を推進しており、2022年度から2024年度を対象とする3ヶ年計画で、持続的成長と企業価値向上を目指しています。この計画では、ビジョンとミッションをアップデートし、音楽をはじめとするカルチャーの発展と多様性の実現に貢献すること、アーティストのサポートとファン体験の豊かさを追求することを掲げています。

同社は、デジタル化・グローバル化の進展に伴うビジネス環境の変化に対応し、アーティスト・クリエイターへのソリューション提供とユーザー・ファンへのコンテンツ・感動提供を通じて、ミッションの実現を図っています。具体的には、メディア、ライブ・コンテンツ、ソリューションの3つのセグメントを成長の重点領域とし、それぞれのセグメントにおいて戦略的な取り組みを進めています。

メディアセグメントでは、有料放送事業の収益を守りつつ、依存からの脱却を目指しています。ライブ・コンテンツセグメントでは、既存優良コンテンツの水平展開と付加価値向上、新たな顧客獲得を目指しています。ソリューションセグメントでは、技術的優位性の活用とデジタルソリューション機能の強化を図っています。

また、同社は働き方改革や経営効率改善、SDGsやサステナビリティへの対応、デジタル領域のリソース拡充、新しいエンタメテック領域での事業開発など、社会的要請への対応と新規事業領域への展開も重視しています。これらの取り組みを通じて、スペースシャワーネットワークは2024年度までに連結売上高200億円、連結営業利益10億円の達成を目指しています。