事業内容
ヤシマキザイは、鉄道事業者や一般産業向けに幅広い製品とサービスを提供する企業グループです。同社グループは、ヤシマキザイ本体、連結子会社2社、及び持分法適用関連会社1社で構成されています。主な事業セグメントは、鉄道事業と一般事業の2つです。
鉄道事業では、鉄道車両用の電気品、車体用品、車載品、コネクタ・電子部品などを取り扱っており、鉄道事業者や鉄道車両メーカー、鉄道車両用電気品メーカーなどを主な顧客としています。また、国外では、中国の高速鉄道網拡充に伴い、中国中車への販売を中心に展開しています。さらに、フィリピン、ベトナム、インドネシア、インド、ミャンマーなどでも商材の販売や販路開拓を行っています。
一般事業では、鉄道事業以外の分野において、産業機械メーカー、自動車関連メーカー、業務用機器通販事業者などを対象に、コネクタ・電子部品を主な商材として取り扱っています。また、海外の火力発電所用の補修・改造用品や、各種ハーネス加工品、電源ユニット等のパワーデバイス、微小な気泡を含む水発生装置なども取り扱っています。
ヤシマキザイグループは、顧客のニーズに応えるために、常時4千点以上の商材を在庫保有し、主要仕入先と緊密な連携を保ちながら、安定的な供給を図っています。また、新たな商材の開発や、仕入先からの要望に基づく拡販も積極的に行っており、業界内で新しい商流を構築しています。
特集記事
経営方針
ヤシマキザイは、鉄道・交通ビジネスに特化した専門商社として、持続可能な成長を目指しています。同社は、2021年度から2023年度にかけての3ヶ年中期経営計画を策定し、既存事業基盤の強化、鉄道分野の事業領域拡大、一般セグメント事業の収益性向上、グローバル市場の開拓を基本方針としています。これらの方針に基づき、鉄道専門商社としての地位をさらに強化し、付加価値の高いサービス提供を目指しています。
また、同社は、経営の公正性・透明性の向上、迅速な意思決定の維持、コーポレートガバナンスの強化にも注力しています。社会の持続可能性に配慮した経営を実践し、環境問題への取り組みや人的資本への投資を通じて、生産性の向上に寄与することを目指しています。
ヤシマキザイグループは、鉄道事業と一般事業の2つのセグメントで事業を展開しており、鉄道事業では鉄道車両用の各種製品を、一般事業では産業機械メーカーや自動車関連メーカーなどにコネクタ・電子部品を提供しています。国内外での販売強化と新たな商材の開発により、業界内での新しい商流の構築を目指しています。
これらの成長戦略を通じて、ヤシマキザイは、ポストコロナ社会における安定成長軌道への回帰や、事業環境の変化を見据えた企業価値の創出を目指しています。同社は、経営理念に基づき、限りない成長を目指し、社員と共に成長を分かち合い、法令を遵守し、良き企業市民として社会に貢献することを目標としています。