事業内容
同社はインフラテック事業を展開しており、通信、電力、ガスなどのインフラ事業者に対して、通信インフラの設計、施工、運用、保守サービスを提供しています。特に、通信インフラ構築におけるノウハウと最新テクノロジーを組み合わせたサービスを提供し、RPAやAIを活用して現場管理や作業のIT化を推進しています。これにより、業務効率化やヒューマンエラーの低減を図っています。
同社の主な事業には、モバイルエンジニアリングサービスとIoTエンジニアリングサービスがあります。モバイルエンジニアリングサービスでは、携帯電話基地局の施工や運用保守を行い、通信事業者にエンジニアを常駐させて通信インフラの構築や監視を行っています。特に、客先常駐型のプロジェクト支援業務に注力し、通信ネットワークの正常稼働を監視し、異常があれば迅速に対応しています。
IoTエンジニアリングサービスでは、電力やガスなどの生活インフラ提供事業者向けに、IoT機器の設置や運用監視を行っています。これにより、IoTインフラの構築を支援し、通信事業者や通信機器メーカー、電力会社などが主要顧客となっています。BLASやAI、RPAを活用し、オペレーションコストの削減や作業ミスの低減を実現しています。
また、同社は全国に営業拠点を持ち、協力会社ネットワーク「ベイシスパートナーズ」を構築しており、日本全国でのサービス提供が可能です。これにより、大規模案件にも対応できる体制を整えています。その他、ITインフラ領域のエンジニアリングやRPAツールの販売、導入支援も行っています。
経営方針
undefinedは、ICTを活用して社会をより便利にすることをミッションとし、インフラテック事業を通じて社会のデジタル化を推進しています。特に、通信インフラの設計、施工、運用、保守サービスを提供し、業界特有の課題を解決することを目指しています。また、社員の成長を支援し、多様な働き方を推進することで、プロフェッショナルの育成にも注力しています。
undefinedの中期経営計画では、モバイルエンジニアリングサービスの維持・拡大を図りつつ、6Gエリア構築に向けた情報収集と新規顧客の開拓を進めています。また、IoTエンジニアリングサービスを成長事業と位置づけ、監視・保守のストック案件への拡大や、BPaaSの提供を通じて事業の柱とすることを目指しています。さらに、ITインフラ領域への事業拡大も計画しており、保守領域から上流工程への進出を図っています。
undefinedは、企業価値向上を目指し、EBITDAを重視した経営指標を設定しています。2024年から2026年にかけて売上高とEBITDAの増加を目標としており、専門性の向上と事業拡大を通じて収益性を高めることを目指しています。また、新規顧客の開拓や協力会社の拡充、テクノロジーの強化、人材の確保と育成、情報管理体制の強化など、優先的に対処すべき課題にも取り組んでいます。
undefinedは、顧客、パートナー、従業員のエンゲージメント向上を図るため、各種サーベイを導入し、改善活動を進めています。これにより、ステークホルダー全体の満足度を高め、持続的な成長を実現することを目指しています。