事業内容
ラストワンマイルは、多岐にわたる事業セグメントを展開している企業です。同社は、コールセンター事業を核として、アライアンス事業、リスティング広告事業、メディア運営事業、ECサイト事業、コンタクトセンター事業など、幅広いサービスを提供しています。
アライアンス事業では、不動産仲介会社や会員制組織と提携し、電気、ガス、インターネット回線などのサービスを販売しています。リスティング広告事業を通じて、同社が取り扱うサービスの販売促進を図り、将来的には他社の広告運用代行も手がける予定です。
メディア運営事業では、SEOマーケティングを活用したWebメディアを運営し、安定的な集客を目指しています。これらのメディアは、同社のサービス販売にも活用されています。
ECサイト事業では、AmazonやYahoo!ショッピングなどのプラットフォームを利用し、住宅設備関連商品の販売を行っており、独自の仕入れや価格設定ノウハウを駆使しています。
コンタクトセンター事業では、法人顧客からの業務委託を受け、24時間365日対応の受付業務を提供しています。また、企業に対する過剰な要求に対応するサービスも展開しています。
さらに、ラストワンマイルは、アウトバウンド事業や会員サービス事業、集合住宅向けの無料インターネット事業なども手がけており、特に「まるっとIoTマンション」というサービスを通じて、賃貸物件の価値向上や入居率の向上に貢献しています。
これらの事業を通じて、ラストワンマイルは社会に存在する様々な「不」を解消し、長期的な利益の実現を目指しています。
経営方針
ラストワンマイルは、経営理念として「全従業員が究極的に経済合理性のある判断をできる集団であり続ける」ことを掲げています。この理念の下、同社は組織的な経営の推進を優先事項とし、事業運営の効率化と新規事業のテストマーケティングを積極的に行うことで、持続的な企業成長を目指しています。また、業種業態にこだわらず、新たな市場を構築し独占的に販売することを営業方針としています。
同社は、アライアンス事業、リスティング広告事業、メディア運営事業、ECサイト事業、コンタクトセンター事業を展開し、これらを単一セグメントとして事業を推進しています。特に、新生活マーケットを主なターゲットとし、電気、ガス、インターネット等の生活インフラサービスを一括で代行手配することで、顧客の手間を削減し、唯一無二のブランド力の向上を図っています。
経営上の目標達成のため、同社は売上高、営業利益、経常利益に加え、ストック型収益の増大を重要な経営指標として位置づけています。これにより、顧客に対して自社サービスを販売した場合の継続利用料金や、他社サービスを販売した場合の継続インセンティブを集計し、収益力の高め、適正な利益確保を図っています。
さらに、サービス選定、サービス拡充、販売手法の拡充、内部管理体制の強化、情報管理体制の強化、優秀な人材の確保など、事業上及び財務上の課題に対処するための具体的な方策を講じています。これらの戦略を通じて、ラストワンマイルは新生活を迎える顧客に対して効率的にサービスを販売し、独占的な地位の確立を目指しています。