事業内容
アジアクエストは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援することを目的として、様々なデジタル技術を駆使して顧客企業のシステム開発、業務プロセス改善、ビジネスモデル変革を支援する事業を展開しています。同社グループは、アジアクエスト及び海外子会社2社により構成され、IoT/AIソリューション、Webシステム/モバイルアプリ開発、クラウド/インフラ基盤構築・運用などのサービスを提供しています。
IoT/AIソリューションでは、センサーやAI/ビッグデータを活用したシステム開発・提供を行い、デジタルツイン技術などを実現しています。また、IoTプラットフォーム「beaconnect plus」を自社サービスとして提供し、オフィス、工場・倉庫、学校・福祉施設などでの活用が見込まれています。
Webシステム/モバイルアプリ開発では、コンサルティングからシステム開発・運用までを提供し、ECサイトやCMS、会員システムなどの開発を手掛けています。UI/UX企画・実装やシステムアーキテクチャ設計、クラウド/インフラ基盤構築にも対応しています。
クラウド/インフラ基盤構築・運用では、オンプレミス環境からクラウド環境への移行支援や、AWS、Azure、Google Cloud等のクラウド基盤の設計・構築・運用をトータルに支援しています。2019年11月には、AWSのAPNアドバンスドコンサルティングパートナーに昇格しています。
アジアクエストは、デジタル技術へのトータル対応力、デジタル人材の獲得・育成・定着への取り組み、アジア市場への取り組み実績を特徴としており、インドネシア子会社とマレーシア子会社を通じて、現地日系企業やローカル企業にIT支援サービスを提供しています。
経営方針
アジアクエストは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を支援することを核とした成長戦略を推進しています。同社は、IoT/AI、クラウド、モバイルなどのデジタル技術を活用したシステムインテグレーションを行い、顧客企業のビジネスモデル変革や業務プロセスの改善に貢献しています。また、「Pure Challenge with You」をスローガンに掲げ、企業や人材の変革へのチャレンジをサポートしています。
中長期的な経営戦略として、アジアクエストは対応技術分野の拡大、コンサルティング領域の拡大、海外拠点の拡大、アライアンスの拡大、そしてプロダクトやサービスの展開を重点領域としています。これらの戦略を通じて、事業規模の拡大及び企業価値の向上を目指しています。
特に、デジタル技術の進化に伴い、ブロックチェーンなど新たな技術への対応や、デジタルトランスフォーメーション実現に向けたコンサルティングサービスの提供を強化しています。また、インドネシアとマレーシアに既に設立されている海外拠点を活用し、さらなる海外市場への進出を図っています。これに加え、西日本電信電話株式会社との資本業務提携をはじめとするアライアンスの拡大や、自社開発のIoTサービス「beaconnect plus」などのプロダクト展開も積極的に行っています。
アジアクエストは、これらの戦略を実行することで、デジタルトランスフォーメーション市場の拡大という追い風の中で、持続的な成長を目指しています。