Globee【5575】 グロース(内国株式)

AI学習プラットフォーム「abceed」を通じて、英語学習のデジタル化を推進し、TOEIC対策のコーチングサービス「ABCEED ENGLISH」を提供する教育サービス事業。

Globee【5575】 グロース(内国株式)

AI学習プラットフォーム「abceed」を通じて、英語学習のデジタル化を推進し、TOEIC対策のコーチングサービス「ABCEED ENGLISH」を提供する教育サービス事業。

事業内容

Globeeは、「個人の可能性を最大化する」という理念のもと、AI学習プラットフォームの企画・開発・運営を行っています。主に教育サービス事業に特化しており、英語学習におけるAI学習プラットフォーム「abceed(エービーシード)」を提供しています。このプラットフォームは、学習ツール、教材、テスト、スクールの4つの主要分野をデジタル化し、融合させたものです。

「abceed」は、単語学習や問題演習、シャドーイング、ディクテーションなどの学習機能を備え、AIによるレコメンド機能や学習管理者向けの管理機能を提供しています。また、1,000以上の学習教材を取り揃え、オンライン模試やプロのコーチによる解説動画なども利用可能です。さらに、TOEIC対策のコーチングサービス「ABCEED ENGLISH」も提供し、個別最適化されたカリキュラムを通じて学習者の弱点を可視化し、効果的な学習をサポートします。

Globeeの収益は主に「abceed」の有料プラン「Proプラン」から得られています。このプランでは、音声再生や自動採点、学習時間計測機能などの基本機能に加え、問題レコメンドや予測スコア機能など多様な学習機能を利用できます。法人向けには、学習管理者向けの管理画面を提供し、学習状況の管理や課題の配信をサポートしています。

Globeeの競合優位性は、豊富な教材コンテンツ、英語特化によるユーザビリティの追求、AIの活用にあります。特に、AIレコメンド機能により、個別最適化された学習体験を提供し、ユーザーの学習効率を高めています。また、リアルタイムスコア予測により、ユーザーの成長を可視化し、学習のモチベーションを向上させています。これにより、Globeeは英語学習に特化した独自のポジショニングを確立しています。

特集記事

経営方針

Globeeは、次世代のNo.1英語教育カンパニーを目指し、成長戦略を推進しています。主な施策として、有料会員数の増加と単価の上昇を掲げています。コンテンツ基盤の拡充により、ターゲット層を拡大し、多様なコンテンツのライセンス獲得や制作を進めています。特にTOEICや英検などの資格試験対策の強化に加え、教科書や学習参考書、入試対策教材の対応も進めています。

法人向け展開の加速も重要な施策です。営業およびカスタマーサポート体制を強化し、学校市場での新規導入を拡大しています。提携出版社の拡大を進め、導入件数の増加を図っています。企業や大学向けには、研修や自己啓発プログラムへの導入ニーズに応え、コーチングやチャットサポート、ライブ講義などのサービス提供を強化しています。

AIテクノロジーへの投資も積極的に行い、AIによるスコア予測や問題レコメンドエンジンの強化を図っています。AIが自動で作問を行うエンジンの開発も進め、学習プラットフォームとしての価値向上を目指しています。これにより、ユーザーの学習効率を高め、Globeeの競争力を強化しています。

単価の上昇に向けては、スクール基盤の拡充を進め、「abceed」の有料プランの価値向上を図っています。新機能の追加やUI/UXの向上、映画・ドラマコンテンツの追加により、ユーザーの平均単価の上昇を目指しています。これにより、Globeeは持続的な成長を実現し、収益基盤の強化を図っています。