アルトナー【2163】 プライム(内国株式)

設計技術者の人材派遣に特化し、ソフトウェア開発、電気・電子の回路基板設計、機械設計等の技術提供と設計開発の請負・受託事業を展開。

アルトナー【2163】 プライム(内国株式)

設計技術者の人材派遣に特化し、ソフトウェア開発、電気・電子の回路基板設計、機械設計等の技術提供と設計開発の請負・受託事業を展開。

事業内容

アルトナーは、技術者派遣事業及び請負・受託事業を主軸に展開しています。同社は、設計技術者の人材派遣に特化し、宇都宮、横浜、名古屋、大阪の事業所を拠点に事業を運営しています。技術者派遣事業では、ソフトウェア開発(IoT機器向けソフトウェアやネットワークシステムのアプリケーションソフトウェア)、電気・電子(回路基板設計、信頼性評価)、機械(2D CAD・3D CADを用いた機械設計)など、専門的な技術を提供しています。これにより、顧客企業の設計開発部門を支援しています。

また、アルトナーは顧客企業から設計開発業務を受託する請負・受託事業も行っており、派遣契約と請負契約の両方を顧客企業と締結して事業を展開しています。派遣契約では、設計技術者がアルトナーの雇用下にありながら、顧客企業の指揮命令のもとで労働に従事します。一方、請負契約では、アルトナーが顧客企業から業務を受託し、その業務遂行の全責任を負い、成果物を納品します。

これらの事業内容は、事業系統図を通じても示されており、アルトナーがどのように顧客企業と設計技術者を結びつけ、技術サービスを提供しているかを視覚的に理解することができます。

特集記事

経営方針

アルトナーは、技術者派遣事業と請負・受託事業を軸に、『エンジニアサポートカンパニー』としての経営理念のもと、顧客企業の持続的な成長に貢献しています。同社は、中期経営計画「Make Value for 2022 to 2024」を掲げ、持続的成長および次世代成長の基盤構築を目指しています。この計画の下、セグメント戦略の推進と多種多様な人財活用の推進を基本施策としています。

セグメント戦略では、セグメント別の戦略構築(採用・教育・配属・制度)、マーケットへの対応確立、新たな専門技術領域の開拓に注力しています。また、人財活用では、シニア、女性、外国人労働者(留学生)の活用や協力会社の組織化を進めています。

アルトナーは、技術者数、稼働率、技術者単価を重要な経営指標とし、これらの向上に努めています。また、経営環境としては、ウィズコロナの下での経済の緩やかな持ち直しを背景に、メーカーの開発プロジェクトが活発な状況を予測しています。

事業上及び財務上の課題としては、技術者派遣事業の拡大に向け、優秀な技術者の確保・増員、採用基準の改善、多種多様な人財の採用、技術者の分野別・業務領域別構成の最適化などに取り組んでいます。教育、営業、サポートの各サイクルを強化し、技術者のスキルアップ、新規開拓営業力の強化、技術者との定期的な面談を通じたモチベーション向上などに努めています。

これらの戦略と施策を通じて、アルトナーは企業価値の拡大と、すべての社会の皆様からの支持と賛同を得る経営を推進しています。