Olympicグループ【8289】 スタンダード(内国株式)

小売業と小売周辺事業を展開し、食品・生活用品の販売、惣菜・パンの製造卸売、ペット用品販売・トリミング、DIY・ガーデニング用品販売など多岐にわたる。

Olympicグループ【8289】 スタンダード(内国株式)

小売業と小売周辺事業を展開し、食品・生活用品の販売、惣菜・パンの製造卸売、ペット用品販売・トリミング、DIY・ガーデニング用品販売など多岐にわたる。

事業内容

Olympicグループは、小売業と小売周辺事業を中心に展開している企業グループです。グループは、株式会社Olympicを中心に、子会社27社(うち非連結子会社1社)および関連会社1社で構成されています。主な事業内容としては、食品・生活用品、スポーツ・レジャー用品の販売、食品の製造・卸売、パンや惣菜の製造・卸売、精肉や水産品の加工・卸売、酒類の販売、食品の商品企画・調達、フードコートやコーヒーショップの運営、自転車及び関連用品の販売・企画・開発、ペット及び関連用品の販売・トリミング・ペットホテル、動物病院の運営、DIY・ガーデニング用品の販売、建築・設備工事、ゴルフ用品専門店、自動車用品の販売・修理、店舗開発、清掃業、物流センターの管理運営、システムの提案・開発・運用・サポート、保険代理業、海外製品の輸入・卸売などがあります。

Olympicグループは、持株会社としてグループ全体の経営戦略の策定、経営資源の配置、間接業務の一括受託管理、ショッピングセンターの管理・運営などを行っています。また、グループ各社は、それぞれ特定の事業領域に特化し、小売業を中心に幅広いサービスを提供しています。これにより、Olympicグループは多様なニーズに応える総合的なサービスを展開しているのです。

特集記事

経営方針

Olympicグループは、小売業界において、厳しい経営環境の中で成長を目指しています。同社は、「正直を売る」という基本理念のもと、お客様に満足される商品を提供し、信頼される企業グループであり続けることを経営の基本方針としています。そのために、同社はいくつかの戦略を推進しています。

まず、1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)でのドミナント化を目指し、シェアの拡大を図っています。これにより、購買力の高い地域に経営資源を集中させ、効率的な商品供給体制を構築しています。また、ローコストオペレーションとキャッシュフロー重視の運営を徹底し、収益力の向上を目指しています。

専門店を指向した業態戦略も重要な柱です。食品事業、ディスカウント事業、専門店事業の3区分を基本とし、多様化するお客様のニーズに応えています。特に、専門店事業では、自転車販売のサイクルオリンピックやペット専門のユアペティア、DIY・ガーデニング専門のおうちDEPOなどを中心に、独自性を打ち出しています。

グループの効率的運営と業容拡大施策も進められており、持株会社制を活用して経営の効率化を図り、安定した収益確保を目指しています。投資活動においては、既存店の改装・新規出店等の設備投資を行い、有効なM&Aも活用して業容拡大を図っています。

これらの戦略を通じて、Olympicグループは、お客様から「安心して買える、信頼できる」と評価される企業価値の向上に努めています。同社は、営業収益2,000億円達成と営業収益経常利益率10%の実現を目標に掲げ、次なる成長への基盤確立を目指しています。