事業内容
KSKとその子会社2社は、主に3つの事業セグメントに分かれています。「システムコア事業」では、LSIの開発・設計、ハードウェアのシステム設計、組込みソフトウェアの開発を手がけています。このセグメントはKSKが担当しています。
次に、「ITソリューション事業」では、パッケージソフトウェアの開発、アプリケーションソフトウェアの受託開発、CADシステム開発、Webシステム開発を行っています。また、データエントリー業務、オペレーター派遣業務、介護・福祉サービスも提供しており、このセグメントにはKSK、KSKテクノサポート(連結子会社)、KSK九州(連結子会社)が含まれます。
最後に、「ネットワークサービス事業」では、通信・コンピュータ関連システムの構築、現地調整、運用、保守、CADシステムの運用管理、サポートセンター業務を展開しています。このセグメントはKSKとKSKテクノサポート(連結子会社)が担当しています。
KSKグループは、これらの事業を通じて、技術開発からサポートサービスまで幅広い分野で事業を展開しており、各セグメントが連携しながら総合的なソリューションを提供しています。
経営方針
KSKは、技術提供と開発支援、ソリューション提供を中心に、ネットワークシステムの構築・保守業務やモバイル端末用Webサイト構築など、市場の要求に応じたビジネスを展開しています。同社は「システムコア事業」、「ITソリューション事業」、「ネットワークサービス事業」を主力とし、企業風土の改善、人材育成、顧客満足度の向上を経営の基軸に置いています。
KSKは、健康経営にも力を入れており、従業員の健康増進と企業生産性の向上を目指しています。これにより、経済産業省と東京証券取引所から「健康経営銘柄」に5年連続で選定され、さらに「健康経営優良法人(ホワイト500)」にも7年連続で認定されました。
中期経営計画「TRUST50」では、「究極の品質」「考える現場」「プレミアムサービスの提供」を目標に掲げ、2024年の創立50周年に向けて、さらなる発展を目指しています。セグメント別の戦略では、半導体設計、組み込みソフトウェア開発、ハードウェア装置設計、技術支援業務、受託ソフトウェア開発、パッケージソフトウェアのソリューション事業、オペレーター派遣やデータエントリー業務、ネットワークシステムの構築支援など、各分野での技術力の提供とサービスの向上を目指しています。
技術力及び品質の向上、人材の確保と育成、事業構造の見直し、健康経営、コーポレートガバナンスの強化、情報セキュリティ対策の強化、災害対策、サステナビリティへの取り組みなど、多岐にわたる課題に対処しながら、持続可能な成長を目指しています。