札幌臨床検査センター【9776】 スタンダード(内国株式)

臨床検査受託、検体集荷・結果報告、調剤薬局経営・医薬品卸売、医療機器販売・保守、ソフトウェア開発・販売・保守。

札幌臨床検査センター【9776】 スタンダード(内国株式)

臨床検査受託、検体集荷・結果報告、調剤薬局経営・医薬品卸売、医療機器販売・保守、ソフトウェア開発・販売・保守。

事業内容

札幌臨床検査センター株式会社とそのグループ企業は、複数の事業セグメントを展開しています。これには、札幌臨床検査センター、株式会社帯広臨床検査センター、アクテック株式会社、株式会社札幌ミライラボラトリー、そして株式会社札幌メディ・キャリーが含まれます。

主な事業セグメントは、臨床検査事業、調剤薬局事業、医療機器販売・保守事業、そしてその他の事業です。臨床検査事業では、病院などの診療に必要な臨床検査の受託業務を行っており、札幌メディ・キャリーは検体集荷業務及び結果報告業務を提供しています。

調剤薬局事業では、50店舗の調剤薬局の経営と医薬品の卸売販売を手掛けています。医療機器販売・保守事業では、アクテック株式会社が高度医療機器から一般医療機器、理化学機器、福祉用具まで幅広く取り扱い、修理及び保守サービスを提供しています。

その他の事業としては、臨床検査システム等のソフトウェアの開発、販売及び保守を行っています。これらの事業を通じて、札幌臨床検査センター株式会社グループは医療分野における幅広いニーズに応えています。

経営方針

札幌臨床検査センター株式会社は、医療業界における厳しい経営環境の中で、安定的かつ永続的な発展を目指し、企業価値の向上と地域貢献を重視した経営方針を掲げています。同社は、顧客の多様なニーズに応え、信頼される企業を目指すため、業務の拡大と効率化、新規顧客の獲得、新規店舗の出店、M&Aによる業容拡大など、積極的な経営戦略を推進しています。また、医薬品や機材の販売拡大、開業支援のトータルプランニング、効果的な教育・研修制度の導入にも力を入れています。

同社グループは、臨床検査事業、調剤薬局事業、医療機器販売・保守事業など、複数の事業セグメントを展開し、医療分野における幅広いニーズに応えています。特に、臨床検査事業では、検査工程の見直しや大型設備投資による自動化、検査精度の向上に努めています。調剤薬局事業では、新規出店の積極的な取り組みや調剤過誤防止の徹底など、質の競争力を維持・強化しています。医療機器販売・保守事業では、最新の医療機器情報の提供や安定供給を通じて業容拡大を目指しています。

これらの戦略は、安定した財務状況の維持、持続的な成長を目指す同社の目標達成に寄与しています。売上高経常利益率5.0%及び自己資本利益率(ROE)8.0%を目標に、業務改革や経費削減に取り組んでいます。札幌臨床検査センター株式会社は、医療業界の厳しい環境下でも、地場企業としての強みを活かし、業容の拡大と安定的な収益確保を目指しています。